『表美展』とは、表装美術展覧会の略称で、京都表具協同組合における主要行事として、毎年10月中旬に開催しております。

 そもそも、表装とは、紙・布を張り、巻物・掛け軸・額・屏風(びょうぶ)・襖(ふすま)などを仕立てること。決して作品の主役ではありませんが、作品を美しく仕立てる上で、表装技術はなくてはならない伝統産業の一つです。

 京都表具協同組合では、毎年組合員から募集した作品を展示し、表美展を開催。期間中は、約1500人の来場者があり、京表具との触れあいを楽しんでいただいております。

 会場内では、展覧会の他にも「体験コーナー」や京表具師自ら表具についてのお悩みをお聞きする「お客様相談コーナー」がございます。また、「販売コーナー」では掛軸・額装などをお求めやすい価格で販売いたします。伝統工芸士による作品の解説も行っております。

表美展に関するご案内

過去の受賞作品