投稿日:

日本の伝統文化を彩る「表具」は、掛け軸や屏風、襖など、私たちの生活空間に安らぎと美しさをもたらしてきました。しかし、時が経つにつれて劣化や損傷は避けられず、その美しさを保ち続けるためには専門的な修復が不可欠です。

京都表具協同組合では、長年にわたり培ってきた匠の技と知識を活かし、大切な表具の修復事業を行っております。京都上京区にある護王神社の「和気清麻呂ゆかりの品々展」で、当組合が修復を手がけた表具が展示されました。(現在展示は終了しています)

護王神社「和気清麻呂ゆかりの品々展」にみる修復の力

護王神社は、和気清麻呂公を祀る由緒ある神社です。この特別展では、和気清麻呂公ゆかりの品々、約50点が展示されており、その中には江戸時代後期に描かれた和気清麻呂公の掛け軸が含まれています。

この掛け軸は、傷みが激しく、本来の姿を取り戻すために大掛かりな修復が必要でした。京都表具協同組合は、卓越した技術と経験をもってこの修復事業にあたり、優雅な和気清麻呂公の姿を現代に蘇らせることができました。

新聞記事によれば、護王神社の宮司様も「優雅な和気清麻呂公が見られる。多くの人に清麻呂公のことを知ってほしい。」と、修復の成果を高く評価されています。

京都表具協同組合の修復事業とは

私たち京都表具協同組合の修復事業は、単に破損を直すだけでなく、作品が持つ歴史や文化的価値を尊重し、未来へと受け継ぐことを目指しています。

大切な掛け軸や屏風、襖など、表具のことでお困りでしたら、お気軽に京都表具協同組合にご相談ください。経験豊富な表具師が、お客様の大切な表具を丁寧に診断し、最適な修復プランをご提案いたします。(もちろんご相談は無料です)

心よりお待ちしております。